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コンテナ・トランクルームに種類がある?先進国米国に見る多様な使い道とは

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(写真=Darryl Brooks/Shutterstock.com)

各地で夏日を記録するなど、季節の移ろいとともに気温も上昇傾向が続き、冬物衣料が登場する機会はほとんどなくなってきました。コートやジャケットなど、かさ張る冬物の収納場所に頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。

新しく買った服が増える一方、他の服が処分できずに、収納スペースが足りなくなってしまったときに、心強い味方となるのがトランクルームです。しかし、アメリカと比較すると、日本のトランクルームの活用はまだまだ進んでいないのが現状です。トランクルーム先進国のアメリカでは、どのような需要がビジネスを支えているのでしょうか。

アメリカのセルフストレージ数は日本の30倍以上

トランクルームやコンテナなどのセルフストレージは、アメリカでは1970年代からサービスが浸透し始めました。日本セルフストレージ協会によると、アメリカのセルフストレージの供給室数は1,700万室に上り、全米に5万ヵ所を超える拠点があるといわれています。つまり、アメリカでは10世帯に1世帯が利用するほど、セルフストレージの活用が広く浸透しているのです。

一方、日本のセルフストレージ供給室数は50万室程度と推計され、その規模はアメリカの30分の1以下ということになります。アメリカでは、中間層が大きな一軒家を所有することが珍しくありませんが、それでも多くの人がセルフストレージを日常生活の中で活用している姿が浮かび上がります。しかし、相対的に居住スペースが狭いにもかかわらず、日本ではセルフストレージのサービスが浸透していません。

プライベートからビジネスまで、多様な需要をカバー

セルフストレージ大国のアメリカでは、利用者はどのように収納スペースを活用しているのでしょうか。

例えば、家のリフォームで、家財道具や荷物を運び出さなければならないときに、一時保管場所としてセルフストレージを活用します。また、転居先が手狭になって荷物が収容できないケースでも、セルフストレージは強い味方となります。

マイホームを持つファミリー世代に限らず、学生向けのセルフストレージサービスも充実しており、長い夏休み期間中に学生寮などを引き払って家賃を浮かせ、勉強道具や生活雑貨などを一時的に保管するのも一般的です。ほかにも、友人同士で広めのストレージをシェアして、荷物の保管にかかる費用を安く抑える学生もいます。

その使い道はプライベートだけにとどまらず、ビジネスでも役立ちます。

例えば、建設関係の事業者が作業現場に近いセルフストレージをレンタルし、作業工具などを保管し、工期中は自社の倉庫などから工具を搬送する手間を省くのに活用できます。また、自社のサプライチェーンがない中小規模のアパレル業者は、服などの在庫をセルフストレージで保管したり、棚が設置されたセルフストレージに書類のファイルを保管したりするのにも役立てています。

さらに、セルフストレージは趣味を楽しむのにも有効です。アメリカではキャンピングカーやトレーラーなどの大型車両のほか、ボートを収納できるセルフストレージがあり、週末や休暇のときにしか使わない大切な趣味のモノを安心して預けられる環境が整っています。

このようにアメリカでは、それぞれのシーンに合わせてうまくレンタル収納スペースを活用しています。セルフストレージの歴史が浅い日本でも、その市場規模にはまだまだ伸び代があるといえそうです。

投資としてのアパートやマンション建設に過熱感が警戒される中、相対的に市場に潜在需要のあるコンテナ・トランクルームへの投資は、今後、ますます注目を集めていくでしょう。

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